故人さまは93歳のご高齢のため、友人・兄弟はすでにお亡くなりになっており、ここ10年は老人ホームに入居していたので近所付き合いも殆ど無い状態でした。
お葬式をしようにも、お呼びする人が少ない上、喪主さまも年金受給者で経済的にもあまり余裕が無い状態でした。
そのような場合には、ごく近しい人達で、故人さまとの最後の時間をゆっくりと過ごすことができる「火葬式」をご提案いたします。
お葬式は本来、大切な方を失い、故人さまとの最後の時間を『大切に』過ごすためのものです。
いちばん悲しいはずのご家族がゆっくりとお別れできないお葬式は行う意味があるのでしょうか?
ご家族が『参列者への対応や雑事』に振り回されることなく、親しい方々とともに思い出や悲しみを心行くまで分かち合うことができる場、それが小さな火葬式(直葬)です。